インテリアデザイン
殺風景な空間を楽しませてくれるインテリアプランツ
庭のなかで植物と暮らすことが出来ない人のほうが大都市では多いかも知れません。室内かベランダで楽しむしか無いのですが、好きな植物でも取り込みすぎると部屋を狭くしてしまい、美しさを捨ててしまいます。流通にのって手に入る植物も春夏秋冬、膨大な数です。大切な空間を植物に占領されないように、物の誘惑にのらない凛として生きる姿勢が必要なのでしょうね。
室内は日々の生活する場であるため知らず知らずにものが溜まってしまいます。要るものと要らないものの基準を暮らし方に合わせないと、色んな物に取り囲まれてしまい、今度はそれらを収納する場所や隙間家具に空間を使われてしまいます。自分がその時いいなあと思えた好きなものであっても我が家に持ち込んだら、まわりの景色がよくなるか?、物を手に入れた喜びは日々薄れていくもの、生活のなかで使われないもの、要するに眺めるだけの物は毎日見ていると感動もうすれて飽きてくる。使い方、見せ方の工夫をする、季節に合わせて取り替える事が面倒でも見飽きさせないコツなんでしょう。おいしい料理でも毎日同じ物を食べると見るのも嫌になってくるのと一緒です。合理性、便利性だけでしつらえてしまうと意図が全て読み取られしまいます。自然界の物はすべて訳ありなのに、その訳は目ではみえない。内に隠れているので気づかないとみえない。
何かを手に入れると捨てる物がある。「スペース」という物は意識しないと、これほど残せない物はない。空いている、のでなく空けてある。なにもない空間がほんとうは「置きたい、使いたい」という思いが一杯詰まった我慢の空間なんです。無駄に見えるスペースを楽しむゆとり。物に囲まれた生活でも満足しないのは何故なのか?物を手に入れることで無くした大切な物があることに、気が付きはじめた方が多くなってきたのは非常に嬉しい。

室内で植物を育てることは無理があり、悪くなっても当然である。部屋は眺めて楽しむ場所であることを第一に考えていただければ、一鉢の植物をより効果的にかっこ良く見せる工夫をしてあげたい。できるだけ寿命も長く生かしてやる。室内を冬場の植物のストックヤードにしてしまうと、そこは生活の場であり心を癒す空間のはずが、物置きのなかで暮らすはめになってしまう。
庭と違って室内の植物は、夜の静かな時間に側に居てくれる。そんな目的意識をしっかりもたせて室内でよきパートナーとしての関係をもっていこうではありませんか。

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